アルミアングル・笠木・アンカープラグほか
ガードコーピング
暮らしを支えるニュースタンダード、アルミ笠木
建築様式の変化など長い歴史のなかで、木、石、コンクリート、鉄など、笠木の材質もめまぐるしく変化。ガードコーピングは、そのなかでも多様な顧客のニーズに応えるべく、独自の技術を結集して開発された新しいタイプのアルミ笠木です。
///ガードコーピングのポイント///
- ① 意匠デザインにフィットする5色のカラー(シルバー以外は要在庫確認)。
- ② 表面処理は、直線でもアール曲げでも同処理で統一。しかも標準納期は3週間前後!
- ③ Cタイプは、笠木下部に防風・防雨アンダーカバーを標準装備し、さらに防風・防雨性能を向上。Uタイプは、笠木本体中央下部にアンダーリブ(2×7.5)を装備し、より強度性能(鉛直・水平)をアップ。また、アンダーリブとブラケットは結合された3点ロックとし、風による飛散事故を皆無にしています。
- ④ ブラケットはスチール製の補強材入り。また各タイプそれぞれに特徴を持ち、強度・品質が異なります。
- ⑤ Cタイプは全18タイプ、Uタイプは5タイプで、幅広い用途に使用可!
商品詳細
-
ガードコーピング C・U
扱いやすさが違う、品質が違う
従来、笠木の材質は、ほとんどが木でした。建築様式の変化など長い歴史のなかで、石、コンクリート、鉄など、笠木の材質もめまぐるしく変化。今日では、軽くて耐久性があり、何度でもリサイクルできるアルミニウム製笠木が大多数を占めるにいたっています。ガードコーピングは、そのなかでも多様な顧客のニーズに応えるべく、独自の技術を結集して開発された新しいタイプのアルミ笠木です。
JIS H 4100 A-6063S-T5(135~400の12タイプはアルミニウム合金押出し型材を使用。425~600の6タイプは型・板の組み合わせ完成品です)。
- 表面処理
- JIS H 8602:2010 に規定する A1 及び A2(陽極酸化塗装複合皮膜)又は準じた仕様
- 構造
- 躯体に装備されたブラケットに、本体とコーナーをスナップインさせて取付けます。ジョイント板は目地部に嵌合させ取付けます。
- 輸送
- 製品はダンボール等で厳重に梱包します。平積みを原則とし、積荷の損傷および荷崩れに注意してトラック輸送します。
ガードコーピング C
笠
木呼称 C-135 C-150 C-175 C-200 C-225 C-250 C-275 C-300 C-325 パラペットの幅 ~115 ~130 ~155 ~180 ~205 ~230 ~255 ~280 ~305 寸法(mm) 長さ 4,000 4,000 4,000 4,000 4,000 4,000 4,000 4,000 4,000 幅 135 150 175 200 225 250 275 300 325 厚み 1.2 1.3 1.3 1.4 1.5 1.7 1.8 2.0 2.2 コーナー 500×500 500×500 500×500 500×500 500×500 500×500 500×500 500×500 500×500 定
尺
セ
ッ
ト
品メインブラケット 5ヶ 5ヶ 5ヶ 5ヶ 5ヶ 5ヶ 5ヶ 5ヶ 5ヶ ジョイント板 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ ジョイントカバー 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ プラグネジ 10本 10本 10本 10本 10本 10本 10本 10本 10本 外部アンダーカバー 1本 1本 1本 1本 1本 1本 1本 1本 1本 調整板(プラ) 20枚 20枚 20枚 20枚 20枚 20枚 20枚 20枚 20枚 移動防止ビス 1本 1本 1本 1本 1本 1本 1本 1本 1本 コ
|
ナ
|
セ
ッ
トメインブラケット 2ヶ 2ヶ 2ヶ 2ヶ 2ヶ 2ヶ 2ヶ 2ヶ 2ヶ ハーフブラケット 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 調整板(プラ) 10枚 10枚 10枚 10枚 10枚 10枚 10枚 10枚 10枚 ジョイント板 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ ジョイントカバー 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ プラグネジ 5本 5本 5本 5本 5本 5本 5本 5本 5本 外部アンダーカバー 1組 1組 1組 1組 1組 1組 1組 1組 1組 笠
木呼称 C-350 C-375 C-400 C-425★ C-450★ C-475★ C-500★ C-550★ C-600★ パラペットの幅 ~330 ~355 ~380 ~405 ~430 ~455 ~480 ~530 ~580 寸法(mm) 長さ 4,000 4,000 4,000 4,000 4,000 4,000 4,000 4,000 4,000 幅 350 375 400 425 450 475 500 550 600 厚み 2.3 2.4 2.5 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 コーナー 500×500 700×700 700×700 700×700 700×700 700×700 700×700 800×800 800×800 定
尺
セ
ッ
ト
品メインブラケット 5ヶ 5ヶ 5ヶ 5ヶ 5ヶ 6ヶ 6ヶ 6ヶ 7ヶ ジョイント板 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ ジョイントカバー 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ プラグネジ 10本 10本 20本 20本 20本 24本 24本 24本 28本 外部アンダーカバー 1本 1本 1本 1本 1本 1本 1本 1本 1本 調整板(プラ) 20枚 20枚 40枚 40枚 40枚 48枚 48枚 48枚 56枚 移動防止ビス 1本 1本 1本 1本 1本 1本 1本 1本 1本 コ
|
ナ
|
セ
ッ
トメインブラケット 2ヶ 2ヶ 2ヶ 2ヶ 2ヶ 2ヶ 2ヶ 2ヶ 2ヶ ハーフブラケット 1ヶ 2ヶ 2ヶ 2ヶ 2ヶ 2ヶ 2ヶ 2ヶ 2ヶ 調整板(プラ) 10枚 12枚 20枚 20枚 20枚 20枚 20枚 20枚 20枚 ジョイント板 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ ジョイントカバー 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ プラグネジ 5本 6本 10本 10本 10本 10本 10本 10本 10本 外部アンダーカバー 1組 1組 1組 1組 1組 1組 1組 1組 1組 ※★印は、受注生産品です。納期は10日前後かかります。
※ガードコーピングCタイプは、135~400の12タイプで押出型材製品です。425~600の6タイプは、型・板材の組み合わせ完成品です。
※ガードコーピングCタイプは、外部のみアンダーカバー標準装備です。
ガードコーピング U
笠
木呼称 U-250 U-275 U-300 U-350 U-400 パラペットの幅 ~230 ~250 ~280 ~330 ~380 寸法(mm) 長さ 4,000 4,000 4,000 4,000 4,000 幅 250 275 300 350 400 厚み 2.2 2.3 2.5 3.0 3.0 コーナー 500×500 500×500 500×500 500×500 700×700 定
尺
セ
ッ
ト
品メインブラケット 5ヶ 5ヶ 5ヶ 5ヶ 5ヶ ジョイント板 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ ジョイントカバー 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ プラグネジ 10本 10本 10本 10本 20本 調整板(プラ) 20枚 20枚 20枚 20枚 40枚 コ
|
ナ
|
セ
ッ
トメインブラケット 2ヶ 2ヶ 2ヶ 2ヶ 2ヶ ハーフブラケット 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 2ヶ 調整板(プラ) 10枚 10枚 10枚 10枚 20枚 ジョイント板 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ ジョイントカバー 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ 1ヶ プラグネジ 5本 5本 5本 5本 10本 ※受注生産品です。納期は3週間前後かかります。
※ガードコーピングUタイプは、アンダーカバーのセットはできません。
-
ガードコーピング TLシリーズ
多種多様な用途に応じるデザインパネル。すべてに対応できる豊富な部材、部品。
さまざまな目的、環境、趣味などの要求を完全にカバーし、センスのよさがわかる充実したバリエーション。現場にマッチしたデザイン、設計を選んでいただけるよう品揃えが豊富です。
- TL-135~450
- アルミニウム合金押出し形材(JIS H 4100-A6063S-T5)アルマイト処理9μ以上・クリア塗装7μ以上
- TL-500M
- キャップ:アルミニウム合金の板(JIS H4000-A1100P-H14)アルマイト処理9μ以上・クリア塗装7μ以上
- メインブラケット:アルミニウム合金押出し形材(JIS H 4100-A-6063S-T5)
アルマイト処理9μ以上 - ジョイント板:アルミニウム合金押出し形材(JIS H 4100-A-6063S-T1)
アルマイト処理9μ以上
規格寸法 規格 パラペットの幅 寸法 メイン
ブラケット
(TH)ジョイント板
(TJ)長さ 幅 厚み コーナー a b w w TL-135 ~105 4,000 135 1.3 495×495 111.3 30 60 130.0 TL-150 ~120 4,000 150 1.3 495×495 126.3 30 60 145.0 TL-175 ~140 4,000 175 1.4 495×495 151.3 30 60 170.0 TL-200 ~165 4,000 200 1.3 495×495 175.7 30 60 195.0 TL-225 ~190 4,000 225 1.5 495×495 200.5 30 60 220.0 TL-250 ~215 4,000 250 1.6 495×495 225.1 30 60 245.0 TL-275 ~240 4,000 275 1.7 495×495 249.1 30 60 269.0 TL-300 ~280 4,000 300 2.0 495×495 274.5 30 60 293.0 TL-325 ~290 4,000 325 2.3 495×495 298.0 30 60 318.0 TL-350 ~330 4,000 350 2.0 495×495 322.9 30 60 342.0 TL-400 ~360 3,000 400 2.5 700×700 374.0 30 60 393.0 TL-450 ~430 3,000 450 3.0 700×700 422.0 30 65 443.0 TL-500M
(受注生産)~465 3,000 500 2.0 800×800 476.0 20 66 495.0 笠木キャップの定尺は、TL-135~350は4000mm・TL-400~500Mは3000mm
コーナーキャップの定尺は、TL-135~350は495×495mm・TL-400~450は700×700mm・TL-500Mは800×800mm -
ガードコーピング アルミ手摺(後付けタイプ)
アルミ手摺は、埋込み工法から後付け工法へ。
従来、鋼製手摺はコンクリートに埋込みました。それはコンクリートと鉄の線膨張係数が同じだからです。しかし、アルミ手摺はコンクリートの線膨張係数と大きく異なるため、アルミを埋込めば、コンクリート部にクラックが発生しやすくなります。また、アルミはアルカリ腐蝕を起こしやすいので、強アルカリ成分を含んだコンクリートやモルタルに埋込むと耐久性が著しく低下します。そこで開発されたのが、完全後付け工法です。この後付け工法は、アルミ手摺を埋込むことなく、手摺を固定するという独自の工法です。
■完全後付け工法の特長
●すべて現場で組み立て施工可能。
●端部パラペット上に手摺が取付けられるため、広いベランダ空間等を確保。
●手摺の取替え工事にも最適。
手摺を埋込まないから、耐久性が高く、安全。しかもスピーディ。
コンクリートとアルミの線膨張係数が異なるため、アルミを埋込めば、コンクリート部にクラックが発生しやすくなります。また、アルミはアルカリ腐蝕を起こしやすいので、強アルカリ成分を含んだコンクリートやモルタルに埋込むと耐久性が著しく低下します。そこで、コンクリートとアルミの耐久性と製品維持を長く保つため、さらに安全性を向上させるうえにおいても手摺を埋込まない工法が必要となってきます。これが完全後付け工法です。- 手摺の特長
- 最大6°まで角度調節可能
- 最大15mmまでのレベル調節可能
- 完全後付け工法により工期短縮・コストダウン
アルミ手すりの埋込み工法、3つの問題点。
-
1.線膨張率の違いによる原因
アルミ手すりを埋め込んだ場合、ほぼ100%に近い確率で躯体との亀裂が発生します。コンクリートの線膨張係数は1×10-51/℃、一方アルミは2.35×10-51/℃ですので、鋼製手すりと同じ工法でアルミ手すりを埋込めばコンクリートにクラックが発生します。特に冬期間に手すり支柱と躯体の隙間からの漏水、留水の凍結による膨張によって簡単に亀裂が起こります。
-
2.アルカリ腐蝕による原因
酸やアルカリに対しては、鉄とアルミニウムはまったく逆の性格を持っています。
鉄・・・・・・・・・・・酸に弱く、アルカリに強い。
アルミニウム・・・・・・酸に強く、アルカリに弱い。アルミニウムは硫酸の中に浸けると、表面に陽極性酸化皮膜を張り腐蝕保護をしますが、鉄やステンレスを同じく硫酸の中に浸ければ、即刻腐蝕して溶けてしまいます。酸に強いアルミニウムは逆にアルカリに弱く、以前アルミ弁当箱の時代に、梅干し等のアルカリ食品を詰めると、アルミ弁当箱のフタが腐蝕して穴があきました。 仮枠に流し込む生コンはPH13の強アルカリです。その中にアルミ手すりを埋込めばアルカリ腐蝕を起こします。
-
3.電食作用による原因
イオン電子を持つ物質同士を接触させた時、双方に電位差があった場合、高い電位の物質から低い電位の物質に電気が流れ、電位差の低い物質が腐蝕します。例えば、鉄とアルミニウムの接触は電位の低いアルミニウムが腐蝕します。 躯体内部の鋼製手すり埋込みアンカーや鋼製支柱補強材がメッキ等で絶縁されていれば安全ですが、実態は別のようです。ステンレスに対しても同様でビス一つにしても、SUS 450材のテクスビス等を使用することは危険で、SUS 304材のビスを使うべきです。また、近年話題になった海砂使用のコンクリートにはナトリウムイオンなど、電位の高いイオン電子が含まれていますから、従来以上に埋込み部分のアルミ支柱腐蝕が心配されます。
このように、アルミ手すりを埋込むのは間違いであって、躯体上での後付け工法による取付けがベターであるのは明白です。あまり公にはされていませんが、最近、手すり事故が発生している事実にもご留意ください。